コンストラクタ
- 2015.03.12
- 仕事
C++やJavaというオブジェクト指向的なプログラム言語には、コンストラクタ、デストラクタという仕組みがあります。(*間違えたJavaはデストラクタって無いんでした)
コンストラクタというのは、オブジェクト(プログラム内の部品みたいなもの)を生成する際に実行される関数で、そこで初期化などの処理を行います。デストラクタというのは、オブジェクトがなくなる時に呼び出される関数で、リソースの解放など終了時に必要な処理を書いておきます。
自分は最初に覚えたプログラム言語は「C」という言語で、これをしばらく使ってから「C++」という言語を使うことが多くなりました。
私達は生まれた国の言葉、母国語をネイティブとて話しています。いわば私というオブジェクトが、生まれた時に日本語という言語を使うようにコンストラクタで設定されたようなイメージです。(後で習得するものだから違うんですけど)
プログラマもこの最初に覚えた言語は結構重要で、私の場合はC、C++ネイティブなのです。
プログラマは毎回そのネイティブ言語を使えるわけではなく、仕事によって複数のプログラム言語を使い分けています。それは顧客の好みの場合もありますし、開発するデバイスの都合による場合もあります。通常はどの言語が開発効率が良いか、携わるプログラマのスキルなどを考慮して決定する場合が多いと思います。
プログラム言語というのは単なるツールであり、時代は移り変わっていくので、どんどん新しい言語に切り替えていけばいいのですし、ほとんどの人がそうしているのだと思います。最初に覚えた言語を今は全く使わないという場合も多いでしょう。
しかし私は何となくCやC++に思い入れがあったのですよね。Web開発で使用するような言語はイマイチ自分の中にすとんと入ってきませんでした。若い頃はそれでも色々とやっていましたけど、これが年を取って小回りが利かなくなるという事なのでしょう。プログラマの引退説というのは体力もそうですが、能力というより新しいことを覚える気力が失われてくるからなのだろうなと、少なくとも自分の場合はそう感じました。
そして会社を辞めるわけですが、退職金の請求、確定拠出年金の個人型への切り替え、雇用保険の手当を受け取る処理など、そういう一連の流れが私の退職活動オブジェクトのデストラクタに記述されていたわけです。
うーん、プログラムに引っかけて何か上手いこと書いてみようと思ったんだけど、あまり上手くまとめられなかった。(笑)
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