働く事、働かない生き方を選ぶ事

現代の日本での一般的な話です。余所の国の事は知らないし、色々な考え方があると思うので。

別に女性をどうこうって言うわけではないけれど、女性は働く働かないを男性と比較したら選びやすいと思うんです。男の場合は、まだこの国では主夫とかは認められていないわけで、否応なしに働かざるを得ないですね。(もちろん女性でもそういう場合はあると思いますし、実際に働く場合に待遇が男より悪くなる傾向があるという問題があります。女性には女性の苦労があるのでしょう)

私の場合は先ず男である事自体がプレッシャーでした。一般的に結婚したら男性が一家の稼ぎ頭になって支えていくという考え方がです。私の場合は実際に結婚していた時期もあり、その時は働いていたので経済的には責任を果たせていたと思います。しかし男性の場合は、女性の様にパート的に働くということも困難で、働くか働かないか、10か0かの選択になってしまいがちです。それがある種のプレッシャーだったと思います。

お金があって生活していければ別に働かなくてもいいと思うのですが、世間的な受けは良くありません。若い人はそうでもないけれど、高齢の方はやはり人様のお役に立つことが尊いという考えがあるのだと思います。

特に日本では一旦会社に入ったら働き方も適当というわけにはいかず、理不尽と思われる事もしないといけないし、何となく周囲の空気を読んで同調していかないと働きにくいです。私など残業が嫌いで仕事が終わればなるべく早く帰る方ですが、大した仕事もせずだらだら会社でしゃべって真面目に残業している人の邪魔をし、自分は毎日遅くまで残って残業代だけせしめる様なタイプもいます。

そして残業時間が多い事を評価するような変な風習がありますね。私は同じ仕事量なら早い時間でやった方が良いと思うのですが、何故会社にいる時間の長さが忠誠心の表れの様な評価になるのでしょうか。結局は経営する側も人間ですから、評価というのは仕事の内容だけではなく上司に好かれるかどうかという部分も大きいのです。

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産業革命で工業化、機械化して生産性を高めたのは何のためでしょう。遙か昔に比べ、先進国ではこれだけ生産性が高まったのだから、週の半分くらいは休んでもみんな困らず食べていけると思うのですが、高まった生産性は経営者側を肥やしているだけの様にみえます。庶民の仕事自体は一向に楽にならず、むしろ機械化により更なる高効率を求められ、真面目にやろうとすると心身を痛めるような状態です。

仕事の事で心身を壊しては何にもなりません。心身の健康が第一です。健康ならば一時的に仕事を失っても、何とかやっていく事が出来るのではないでしょうか。

せっかく昔と比較して生産性が高まったのだから、せめてもう少し緩い働き方でも良いのではないでしょうかね。生きていくだけなら週に三日くらい働けば余裕で生活していけるでしょう。緩い感じで働けたら若いうちに必死でお金を貯めてアーリーリタイアするなんてことも考えずに、ゆったりと仕事をしながらずっと暮らしていけるでしょう。

バイトなどでなくきちんとした待遇の社員として、週に三日とかそういう働き方はまだ難しいですよね。なので会社を辞め再就職する気がない自分は、図らずしも働かないという選択をした事になっています。

ブログで何度も書いてますが、私は一生暮らせるほど潤沢に資産があるわけではないので適当にパートタイム的な労働は入れるつもりです。しかしそれでもそういう仕事の場合は、給料は安くても、比較的自分で働く期間を選びやすいし、多大なストレスを感じてまで必死に働く必要もありません。

責任感の強い方は、単なるバイトでいいように働かされているだけなのに、自分がいないと店が回らないとかしばしば考えてしまうようです。でも店が回るとかそういう事は、それなりの報酬を貰っている人が責任を持って考えればいい事で、安い時給で使われている様な労働者が考えなくてもいいのです。

正社員だって1ヶ月?位前に辞めますと告げれば、あとは次の人が見つかろうがどうしようが辞めて良いのです。仕事が回るかなどとそういうリスクを考えるのは経営者側の責任であって、労働者にその責は無いのです。いわんやバイトならです。

真面目で責任感のある日本の労働者は素晴らしいと思うのですが、ある意味、それが職場を窮屈にしてしまっているという現状があると思います。もっと適当にちょっと弱い人でも働けるくらいの世の中でも良いのではないかなと感じます。

Neko21

タイトルと関係なく会社批判みたいになってしまいましたが、会社や社会に馴染めず働かない生き方を選択した方、そういう生き方もありなんじゃないんでしょうか。

勤勉な労働者からは単なる怠け者と言われてしまいそうですが、働かないということで生活費も少なくなるので必然的に消費が少なくなります。もちろん使用するエネルギーも少なくなり地球環境的にも負担をかけない暮らしになるのです。働かない生活はストレスも少なくなります。仕事のストレスで使わない様な物をばんばん買ってゴミにするよりは、余程健全な生活スタイルかもしれません。

低消費でエネルギー消費の少ない生活は、資本主義に踊らされ物を消費する生活よりも一歩先を行く未来の生活スタイルなのです。全く食べていけないなら働かなくてはいけませんが、働かなくても、また少ない労働でもなんとか生活できるなら、「働かない生き方」で十分ではありませんか。

とにかく色々な事を諦めればいいと思います。良い家に住むとか、高い車に乗るとか、ブランドの服を着るとか、正直これらを諦めても実際はどれも大したことではありません。そうすれば気が楽になりますし、案外気楽に働かない生き方が実践出来ると思います。

誘惑するようですが、働かないと自由な時間がより多く得られます。病気などで早く亡くなってしまう場合は別として、時間だけはみな平等に与えられたものですが、自由な時間は人によって異なります。働かずともお金が入る仕組みを作った人は別ですが、一般的な労働者としては、労働する事により時間をお金に換えているわけです。

若い間はまだしも、年齢を重ねてくると特に自由な時間が重要だと思えてなりません。今の自分にとって、時間が大事なのかお金が大事なのかということを考え直してみるのもいいかもしれません。

働かないって書いてしまいましたが、働かないと雇われないはまた意味が異なりますね。また批判されても困るので、病気でもないのに生活保護で食べさせてもらう様な働かない事が良いとは思いません、ということは言っておきます。