WordPressへの移行とITの仕事の話
- 2014.11.08
- 仕事
他の方のブログを読むと、レンタルサーバを借りてWordPressで運営しようと思うが難しそうだという文章がしばしば見受けられます。
しかし、WordPressというのはFC2など他のブログサービスと同様で、言われるがままにやっていれば自然と出来てしまうものです。細かい設定の変更をしようと思えば多少は調べる必要はありますが、それは他のサービスでも同様ですし、今はそういう情報はネットのどこかに書いてありますから、既に何らかのブログサービスでブログを運営しているような方には、FC2をライブドアブログに変更するくらいの差異しかありません。
レンタルサーバを借りる必要はありますが、ネット証券に口座を開いて売買する、ネットバンキングで振り込むなど、そのようなことが出来る方なら全く難しいことはありません。証券の用語で説明してあるかITの用語で説明してあるかの違いくらいで、読めば理解できる話です。
現在では一からHTMLでホームページを作成しなくても、WordPressをちょいちょいと設定してホームページを作成したりする仕事があるようで、IT技術者から見れば、何でそんなことにお金を払うのという感覚です。しかし例えば証券に詳しくない人はお金を払っても専門家に売買をしてもらいたい場合もあるでしょうし、自分の詳しくない苦手な分野にお金を払ってやってもらうのは仕方のない事です。
元々、IT技術者の仕事は出来合いのWordPressを使ってカスタマイズすることでなく、WordPressの様な素晴らしいツールを創り出す事です。そこにITに関する仕事の面白さがあり、寝食を忘れてまでやってしまう魔力があるのです。もちろん、なるべく楽をするというのはプログラマの基本ですから、出来合いのものがあればそれを組み合わせてきっちり動作させる妙というのも否定しません。
その昔、プログラマである私の仕事は、クライアントとの打ち合わせを除けば結構楽しいものでした。ほとんどの時間をソフトウェアの設計やソースとの格闘で費やし、一日がすぐ終わる事も多かったです。
しかし段々と仕事はつまらないものが増えてきました。何がおかしくなったのでしょうか。会社における自分の立ち位置か。それともOSやミドルウェアなど技術の進歩のためか。それとも際限なく便利さを求めワガママになっていく世の中なのか。
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