リタイア用語解説と確認(私の場合)
- 2014.07.31
- 思うこと
こんばんは。リタイアって見たらイタリアを思い出したものです。
私がブログで使っているリタイアとか早期リタイアとかは、基本的に定年を待たずして主となる仕事を辞める事で、アーリーリタイアも同様です。自営業の方は元々定年が無いので一般的な会社員と同様、60歳とか65歳になる前に自営を辞める事でしょうか。
そのリタイア(早期リタイア)の種類として、
・リタイア(完全リタイア)
・セミリタイア
が存在するという感覚です。
リタイア(完全リタイア)とは資金が十分にあり(もしくは収入が十分に入ってくる仕組みがあり)、もう働かなくても一生食べていける(と思われる)状態。例えば株の配当やアパート経営で収入がある場合、多少の労働は発生するかもしれませんが、将来に渡って十分な収入が期待出来るならこちらでいいと考えます。
セミリタイアは資金としてはちょっと心許ないけれどフルタイムで働く必要はなく、パートタイム的な仕事をちょこちょことする事により食べていけるという状態です。自分の意志で好きな時に働いたり辞めたりが出来る程度の経済的余裕がある事が重要です。
なので私がリタイアと書けば全て早期リタイアの意味ですし、完全リタイアもセミリタイアも含んでいます。セミリタイアについて語りたい場合は、「セミリタイア」と明示して書くようにします。対して完全リタイアについて書きたい時は「リタイア」だけだとどちらとも取れますので、「完全リタイア」と書くようにします。(多分、過去には「資金に余裕のあるリタイア」と表現してますし、そう書く事も多いと思います。)
要するに私が完全リタイアとセミリタイアを区別して書く場合は、経済的な余裕で働く必然性があるかないかの違いなのです。(実際にパートタイム的な事をするかは別として) そういう意識で今まで書いていたのですが、定義って人によって違うのかもと思いました。
完全リタイアしていても、社会と関わっていた方がいいとかボランティア的な理由でフルタイムでなく働く人はもちろんいると思います。それは私の中では完全リタイアした人が趣味で働いている状態なのだけれど、見かけ上はセミリタイアと見えるので一般的にはセミリタイアなのかもしれませんね。
考えてみればセミリタイアというのはおかしな状態かもしれません。完全にリタイア出来ない(=食べるために少しでも働く必要がある)のなら一般に働いている人達と同じではないの?と思えます。セミリタイアと意識せずとも退職、しばらく休んで就職を繰り返せば見かけ上はセミリタイアに見えない事もありません。
もしかしたらセミリタイアというのは自分の中の意識的な事だけなのかなとも思うのですが、そこそこの経済的余裕があり、働くにしても仕事の内容や勤務形態をある程度柔軟に選択可能であるという点が、セミリタイアでは重要なのかなと思います。
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