ファミ通での面接と人生での後悔

あれは学生時代の最後、中退しようと考えていた頃だと思います。

ゲーム好きでいつものようにファミコン通信(今もありますよね「ファミ通」ってやつ)という雑誌を読んでいた私は、アルバイト募集の公告を見つけました。大学へも行かず切羽詰まっているのだけどぶらぶらしていた私は、とりあえず応募してみることに。

あの頃はアスキーという会社が出版している雑誌で、初台のアスキーまで面接に行きました。(今はアスキー自体が吸収されてなくなったらしい) 受付には綺麗な年上のお姉さんが二人座っています。この時点で既に気後れ。


現在ではこういう雑誌になってます。

面接のアポがある旨を伝えると、応対してくれたのは浜村通信さん(ファミ通の編集長を経て株式会社エンターブレイン代表取締役社長を勤める。調べたら今は会社がブランドカンパニー化し、KADOKAWAの常務らしい)というファミコン通信の雑誌にも出ていた業界では有名な人でした。

おお、この人が面接してくれるんだ、と感激していたのですが、面接で話した内容はほとんど覚えていません。バイトの内容というのは、雑誌編集の手伝いだったと思います。でも取材のアポを取ったり、実際に取材に同行したり、ゲームのレビュー記事を書いたりと編集者の様な内容でした。

最終的には、私が学校にも行かずぶらぶらしていてフリーだということで、来週から来てくれという話になりました。それは嬉しかったのですが、私は飲食店や家庭教師のバイトくらいしかしたことがなく、学生時代は今でいうニートの様に引きこもって社会経験もなかったため、バイトとはいえある程度大きな会社で働くということが恐ろしくなってしまったのです。

Neko12
会社に泊まることもあるみたいな話をされ、私はびびってしまったのですね。そしてチキン野郎の私は、数日後に電話で「田舎に帰るので働けません。」と連絡してしまいました。(そのしばらく後実際に田舎に帰り、再度プログラム未経験でも可の会社を探すため東京に出てくることになる)

今にして思えば、雑誌の記事を書くとか、しかも好きなゲームの事なのでとても面白そうな仕事じゃないですか。これは大チャンスだったのだと思います。自分の仕事の方向性が決まるかもしれなかった位の事ではないでしょうか。なので人生の中でも一番と言えるほど後悔している事は、この仕事を断った事です。

バイトの身分でも、そういう大きな雑誌の編集とかってなかなか経験できる事ではないと思うんです。文章の書き方とかページの構成やデザイン的な事、様々なことが学べたと思うんです。他の会社に就職するにしても役に立つ経験ができたのではないかなと後悔してます。25年以上前の話です。今と違ってまだ個人ではパソコンも使ってないし(普及前夜。あってもMSX位)ネットも無かった時代ですよ。

こういう経験から若い人に言いたい。バックれてもいいけど、少しだけでも体験してみればどうかなと。やってみてダメならそれはそれで仕方がないし、誰も取って食いはしません。むしろ失敗しても後に良い思い出になるでしょう。この歳になって思うことは、びびらず臆せずにせめて一日だけでもバイトに行ってみれば、何か得るものがあったのではないかということです。

そういえばこの話は誰にもした事がないなあ。あの時臆してしまい、浜村通信さんと会った、という思い出だけが残った話なので。

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