飼い犬より、野良犬をえらぶ
- 2014.11.26
- 思うこと
良い言い方じゃないかもしれないけど、サラリーマンは飼い犬に例えられる事がありますね。
飼い犬は毎日餌をもらえます。自分で探す必要はありません。ご主人様に従ってしっぽを振っていればそれで生きていく事は出来るのです。
ご主人様がいい人ならばそれで幸せかもしれないですね。でも散歩の時間も自分で決められません。自分の行きたい場所にも行けないのです。やりたい事は諦めて生きていくしかないのです。
ご主人様が嫌な奴だったらどうでしょう。機嫌を伺い、顔色を見て生活しないといけません。そんな一生に耐えられますか。それが嫌なら逃げ出すしかないのです。
自分も長い間飼い犬でした。従順な、とまでは言えないですが、上に従って生きてきました。でも飼い主の事をあまり好きにはなれませんでした。なので毎日餌にありつける保証はないけど試しに脱出してみたのです。
野良犬は自力で餌を探さないといけません。準備万端、たくさんの餌を穴に埋めて隠しておいたつもりでも、そんなものはどうなるか分からないのです。別の犬が掘り返して持っていってしまうかもしれませんし、穴が突然コンクリートで固められてしまうかもしれません。
野良犬は自由であり、そして孤独です。ただ野良犬の気高さを知ってしまった今では飼い犬には戻れません。
餌を探す手段として一時的に飼い犬のふりをする事はあるでしょう。一見大人しそうな子犬に見えるかもしれない。でも中身は野良犬なんですよ。二度と飼い慣らされる事はありません。
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なーんてな。とか強がって書いているけれど、実際はそこまで吹っ切れているわけじゃないですからね。いや、みんな本当は飼い犬のふりをしているだけなのかもしれませんね。
飼い犬を選ぶ事は全然悪い事じゃないです。一般的にはその方が楽だし飼い犬の方が長生きなはず。ただそういう風に生きられない人が一定数いるだけなんですよ。
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