引っ越しを楽に安くするなら、段ボール家具や折りたたみの棚がいい

引っ越しを楽に安くするなら、段ボール家具や折りたたみの棚がいい

近々遠方へ引っ越しをする予定です。引っ越しをする度に思うのが、もう少し荷物を減らそうということです。

特に単身で荷物が少ない場合、「単身パック」や「単身BOX」という方法が思い浮かびますが、そうするとなるべく契約したBOX数で荷物を収める必要があります。(単身パックについては後述)
 

私は現在、無印良品(ネットだけど)で購入したパルプのカラーボックスを使っていますが、これは良いと思う部分があります。

・軽くて持ち運びが楽
・紙なので捨てるのが簡単(捨てたことはありませんが)
・意外と頑丈で文庫本とか満載しても問題なし
 (微妙にたわんでるかもしれないが)

家族がいたり、ヘルプに友達を呼べる人は呼んで下さい。だけど私みたいなロンリーウルフwは、何事も人に頼らず一人でやる癖がついているので、自分の家にある物はなるべく一人で動かせる物に限っておきたいのですね~。分かってもらえるかしら。なので棚でも何でも軽くて一人で動かせることは重要なのです。

軽いパルプ素材でも、カラーボックスはねじで留めて作るので、引っ越しで荷物のかさを減らそうとすると分解が大変ですが、いっそ段ボールの家具ではめ込み式で作ってあるものなら、

・分解が容易
・なので薄く体積を減らした状態で搬送が可能

といういい部分が加わります。

ダンボール登場!

なのでもう一歩考え方を進めて、段ボール家具ってどうなのかなあと思ってこれを書き始めた次第です。普段から木製、金属製の棚をやめて段ボールで棚を作って入れておけばいいんじゃないのと。梱包に使えるし不要なら捨てても惜しくない。

あまりにも見た目が貧乏くさくてアレならば新品の段ボールでサイズを揃えれば許容範囲じゃないですかね。印刷の入ったオシャレな段ボールもあるのでそれもいいですが、値段はやっぱりちょっと高くなりますので。
 

例えばAmazonで「段ボール 家具」などと検索すると、
「段ボール 家具」でAmazonを検索した結果 リンク先のようなページが表示されます。

ここに表示されるものは、段ボールで作られた棚や箱、雑貨などで、実際に軽くて運ぶのは楽だろうけど結構お値段は高いです。こんな洒落たモノじゃなくてもいいですね。


こういう段ボール製の本棚もありますが、一万円近くもするのでホームセンターで普通のカラーボックスでも買った方が安く、節約という用途には向かないです。

しかし段ボールには

・軽くて持ち運びが楽。
・捨てるのが簡単。
・分解して薄い状態で保管可能。

というメリットがあるので、見た目さえ気にしなければ、同じサイズの段ボールをいくつか用意して並べ、そのまま棚にしてしまうのもありかもしれません。

普通の段ボールなら新品を10個セットで買っても2,000円にもならないですし、10個並べて普段は綺麗な布でも被せておけば良いかなと。

折りたためると便利

私は以前から木製でも折りたためて薄くなる本棚を使っています。こういう感じのやつ。

その時は楽天で買ったと思うけど一つ7,000円くらいで三個買いました。もちろん安っぽいけど、引っ越しの度にこれは楽でいいなと再認識しています。ねじも何も無くたたむだけですので、何も乗せてなければ30秒くらいでほぼ板を重ねただけの状態になります。

机もあるんだけど、多分これですよ。これは福岡に来てからホームセンターで買いました。やっぱり折りたためることを意識しました。PC作業用です。


 

引っ越しが少ない人はこんなことは考えないのでしょうねえ。実はスーツケース一つで気が向くままあちこちへ引っ越しというのが理想だけど、たとえ寝袋生活でも寝具は結構かさばりますから。まあ、そんなにミニマリストでない普通の人でも、ある程度荷物の嵩を少なくすれば、引っ越しの時間と料金を節約できるかなということです。

引っ越しを楽に安くする方法という点だけで考えると、荷物は処分し体一つで移動して、引っ越し先でまた必要な物を揃えていくという方法も考えられますね。引っ越し屋を全く使わないのです。単身じゃないと難しいのかな。荷物は全部処分しなくても送れる物は送るという方法と組み合わせるのが現実的かな。
 

もちろん「引っ越しのために安っぽいものに囲まれて暮らすのは嫌だ」という人の方が多いと思うので、その場合は重厚な家具に囲まれて暮らせばいいし、それに何ら異論はありません。

私も最終的に「もうここに永住だ!」となれば、今回の記事のようなことは気にする必要が無くなるのでしょうね。
 

「単身パック」や「単身BOX」について

普通の引っ越しならトラック何台という単位なので、細かい荷物の量はあまり引っ越し料金と関係なくなります。トラックの台数と作業する人数の問題です。

近隣への引っ越しなら自分で運ぶことも出来ます。しかし九州から東京へのような遠方だとなかなか難しいですよね。
 

引っ越しにお金を使いたくないなあと考えると、究極は宅配便だけで送ってしまうという方法があると思いますが、冷蔵庫や洗濯機などを送るのは高額なのでかえって割高となりそうです。なので日通やヤマト運輸などが扱っている「単身BOX」や「単身パック」という方法が浮かんできます。

「単身BOX」は例えば縦横が1m×1mで高さが1.7m程度のBOXに、入るだけものを詰め込んで宅配便の感覚で送ってしまうというもので、搬出、搬入作業は普通の引っ越しと同様に業者が行ってくれるので、荷物さえ指定のBOXに収まれば、普通の引っ越しと大差はありません。
 

冷蔵庫や洗濯機、布団袋(まともなベッドは無理。折りたたみならいけそう)も載せることができるので、ワンルームで単身の引っ越しならこういうBOXが2、3個あればいける人も多いのではないでしょうか。

こういうBOXは一つで入りきらなければ複数のBOXを使えばよく、その場合は複数割引があったりします。市内程度の引っ越しなら業者によりますがおおよそ1BOXで1万7千円前後のようです。
 

それでもBOXに入りきらないという心配はありますが、ヤマトの場合はBOXに入りきらない物を臨機応変に宅配便として送ってくれます。もちろんその分の金額は上乗せされますが大きな物じゃなければそう高くはならないはずです。

都会は業者も多いので閑散期や近隣なら普通に引っ越した方が安く上がる場合も多いかと思いますが、決まった形状のBOXを自社の運送ルートにのせて送るという方式は、特に日本の半分以上を移動するような遠方の場合に価格メリットが効いてきます。参考までに福岡県から長野県でBOX一つが3万円でした。(宅配便と同様で距離により搬出から搬入まで中1日以上必要になります)

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