学生時代に「一気」を逃れた方法

学生時代に「一気」を逃れた方法

今はもうやらないと思うけど、私が学生の頃はバブルでみんな浮かれていたのでしょう「一気」が流行っていました。「一気」というのは麻雀の一気通貫のことでは無く、酒を飲む時にイッキ!イッキ!と声をかけながら一気に飲むことです。

私が入ったサークルでも、普段はやらないらしいのですが、新入生歓迎会の特別な飲み会なので、案の定一気が始まってしまいました。

みんなちゃんと一気飲みするのですよね。よく飲めるな~と内心思いつつ、私の場合は酒が弱く、「飲んだら死ぬ」と思っていましたので、どうしようか考えていました。

そして自分の順番が来た時です。ごくごくと二口ほど飲んで、「こりゃやばい、やっぱり飲めねーや」と瞬間的に思い、その後グラスを上に。ビールを頭からかぶりました。

ええ、これで文句があるならサークルなんて辞めてやろうと思ったのですが、意外と喝采を浴び、一気には飲まずに済みました。但し周りはびちょびちょで周囲の席の奴には「濡れたよ~」と苦情を言われましたが。m(_ _)m

飲めません2

日本という所はわりと均一性が高いので、自分が出来ることは人も出来ると思っている人が多いのですよね。自分が飲めるからといって、人に強要するのは野暮ってものです。

二十歳頃の青臭いメンツで一生を棒に振らないように、卒業、入学と続くこれからの季節、気を付けたいものです。

しかしタバコを吸う人は特に人に勧めないのに、アルコールの場合は人に飲め飲めって言う人が多い気がするけど、あれは何故なのか? 自分のペースで飲ませて欲しいのよね~。

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