広島の思い出
- 2014.07.17
- 思い出
こんばんは。広島県のガイドブック「泣ける!広島県」にPerfumeが登場。広島の観光ガイドに使われていたということで、私も広島の思い出などを少々。
20代の頃の話ですが、大きなスポーツの大会が広島で行われ、その支援で3週間程度ウィークリーマンション的な宿に滞在した事があります。
大きな会社の下請けで、スポーツの計時計測や競技の得点入力などのソフトウェアを作り、現地で大会サポートやリザルトを出力するという仕事をやっておりました。そういう大会って本番の前にプレ大会などあったりして、模擬的にソフトウェアなどシステム全体の試験もしています。現在の様に無線LANもまだ無く、LANケーブルをあちこちに這わすのも我々の仕事という時代でした。プレ大会では全く問題なく完璧に動作しましたよ。
大会本番でいくつか担当した競技の中の一つに、出場選手のデータを別の会社からフロッピーで受け取って、それをこちらのシステムに入力するという作業がありました。(プレ大会ではこちらで全部登録して運営していました)
一見競技中はシステムも問題なく動いてやれやれと思ったのですが、主催者やプレス等に最終のリザルトを渡す時点で、そのリザルトを確認していたら微妙に間違っている事を発見したのです。もう気分はパニックですが結局リザルトを手で切り貼りして修正して出しましたね。(おいおい、いいのかよって感じ。もう時効です)
宿に戻って何が間違っていたのかプログラムのソースを見てもなかなか分かりません。その日は予選だったのですが、次の日が決勝でそこでもシステムを使うので、それまでには解決しておかなければなりません。夜中になってもしやとフロッピーで受け取ったデータを確認したら、選手のデータが所々微妙に間違っていたという事に気付きました。
原因が判明したので良かったのですが、そういえば受け取ったデータを入力した時点で確認しなければいけなかったのに、別の事で時間をとられてしまい確認できていなかったのです。たまたま確認を怠ってしまった時に限って余所から受け取ったデータが間違っていたんですよね。
よくあるっちゃあよくあるんですが、自分のプログラムさえ信用できないのに、他人の作ったプログラムやデータなんて信用してはいけないんです。何故あの時は確認せずに競技が始まってしまったのか…本当に肝を冷やした出来事でした。(それにしても間違ったデータを平気で渡してきた奴らって何!罠?)
まあその後は表だった問題もなく、毎晩お好み焼きとビールです。そのためか、お好み焼きは大阪のものより焼きそばが入った広島風のものが好きです。ああ広島風お好み焼きを食べたいなあ。地元に大阪風しか店がないんですよね。(追加:調べたら地元にも広島風ありました。お好み焼き「てつ」。大阪風もあり。場所は高宮です)
大会中は会場に張り付いていないといけないのでもちろん観光などしていません。ただ宮島(厳島神社ですね)と原爆ドームは、仕事が終わって帰る日に同僚と見に行きました。せっかく広島に来ているのだからせめてこれくらいは見ないとねえ。
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