なぜ選挙でマイナス投票はないのか
- 2014.06.14
- 上から目線シリーズ
こんばんは。別に政治的なことを書く気はないものです。
AKBの選挙があったので以前より考えていたことを思い出しネタにしました。誰でも一度は考えた事があるのではないでしょうか。
主に国政選挙をイメージしているんですが、国会議員に自分の選挙区のことばかりやられてはたまらないですよね。国会議員には国全体を大きな視点で俯瞰して仕事をして欲しい。
だから全国区でマイナス票を投じられる様にしておけば、地元選挙区では大人気だけれど国政レベルでは仕事をしないような議員を落選させられると思うんです。何か悪い事をしたって地元では大先生だから必ず次も当選して来ます。試行錯誤してプラス投票が1ならマイナスは0.5とか重みをつけてもいいですね。(もちろん落としたい人がいなければマイナス票は投じない)
それぞれの選挙区の意見も重要ですし、そんな風に落選させることを考えていても建設的ではないかもしれません。でもこの人はやばいって人がいた場合、日本のことを考えると必要な気もするんですが…
ということで、どうしてこの制度が取り入れられないか調べてみました。
・落としたい候補者がいるなら対立候補を出せばいい。
・マイナス票は、他者が行使した権利に対する干渉である。(他人の公民権を侵害する)
・候補者が自分のライバルに対するマイナス投票を呼びかけるようになり、選挙戦が単なる足の引っ張り合いになりかねない。
・有権者の多い都市部で、支持層に地方の激戦地の候補者へのマイナス投票を呼びかけることができる。
・政策関係なくネガティブキャンペーンだらけになる。
・スキャンダルの捏造などに有権者が踊らされそう。
・マイナスの組織票でまともな人が落とされる。
・本命を当選させるため、マイナス票を集めるためのおとり候補が出てくる。
・有名人がマイナス票の対象になりやすい。
・誰でも考えつくことなので、過去マイナス投票を行った国もあるそうで上手くいかなかったらしい。ということはやはり何らかの欠陥があるはず。
なる程ですね。単純に思いついても色々欠点や問題がありそうです。
マイナス票よりも有効な選挙改革をする方が現実的でしょうか。しかしちょっとネットを見ただけでも選挙制度は深いものがありますね。小選挙区や中選挙区など制度によりどうしても有利不利などの問題が出て来てしまう。国政だからと全国区にしたら有名人ばかりが当選してしまいそうですしね。興味がある人は調べてみたらどうでしょうか。
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