URライトという定期借家契約

URライトという定期借家契約

UR賃貸で部屋を探そうとすると、「URライト」という定期借家契約の物件に気付くはず。これは家賃が他よりお安いけど、定期借家だから契約期間内の途中退去は何かペナルティがあるのかと思って確認してみました。
 

UR札幌

「定期借家契約」とは

契約期間が終了した時点で契約が確定的に終了し、貸主は確実に明け渡しを受けることができる賃貸契約。契約期間は自由に定めることができる。

借主からの中途解約について

床面積200㎡未満の居住用の建物については、借主が「転勤・療養・親族の介護」等のやむを得ない事情によってその契約を維持する事が困難な場合には、中途解約の申し入れができる。この場合、申し入れの日から1カ月の経過で契約は終了となる。

*上記以外の場合、この契約に中途解約に関する特約があればその取決めに従う。

要は貸主が期限を限って貸したい場合に有効な借家制度で、借りる側とすれば期限が来たら住み続けられないが、その分家賃が相場より低く設定してあるなどのメリットがある。

 

UR賃貸の定期借家であるURライトですが、中途で退去する場合に何か特約やペナルティがあるのか、北海道のUR賃貸に電話して聞いてみました。

ペナルティなどは無いとのこと。期間が最長でも3年までしか住めないというだけであり、あとは普通と同様ということでした。

なので、とりあえずURライトを借りて、すぐに民間の不動産屋で別に安い部屋を探す方法は問題なしです。ただ家賃がお安い分人気があるのでURライトはほぼ空いてないってことでした。特に中心部は空いていないようです。すすきのの激安物件とか見るだけでもと思っていましたが、タイミング良く空きが出なければ難しそうです。月一万円だもの飲んだ時用や倉庫的に借りてもいいもんね。
 

あと遠方から見に行きたいことやネットのシステムについて聞きました。

他地域もそうだと思いますが、福岡の部屋探しの際はWeb上で空き物件を検索でき、そのまま一件だけネット予約もできました。

北海道(仙台エリアも管轄同じ)はネットのシステムが遅れていて、Web掲載の物件は実際の空き状況と同期しておらず、電話で問い合わせるか事務所を訪ねないと最新の空き情報は分かりません。

ただ遠方から来る場合は無駄足になってもいけないので、若干イレギュラーな方法ですが、空き物件を四の五の言わずに借りるものとして電話で押さえ、実際に札幌に行ってから本契約することは可能とのこと。ただ物件が古いのでWebの写真のイメージと違うことがあり、その点は留意してくれとのことです。(そもそもWeb掲載してなくて写真も見られない場合がありそうです。)

この予約の場合は、あらかじめ書類を郵送でやり取りして審査は行われるそうです。(ちょっと定かでないですが仮契約的なことかな) 審査は無駄足にならないようにという配慮ですね。(福岡ではネットに名前と住所程度を登録してログインして予約するだけじゃなかったかな)

審査書類は所得証明とかそういう類ですね。家賃一年分前払いでとは言いませんでしたが(所得がなくても家賃の100倍の預貯金があることを証明する、または一年分以上の前払いで借りる方法があります)、電話で確保するなら向こうに行く前に銀行の残高証明書を郵送するなど、支払い能力を証明する必要はあるかもしれません。

 

ちなみに今日現在では白石区と南区の物件に空きがあるようです。他には西区の琴似なんたらの物件がもうすぐ空くとのことで、中央区は空いていないとのことでした。私は中央区をキボンヌ(古)でしたが残念。北区も無いのかよ。

白石区は「菊水」や「東札幌」ですね。東札幌ってイーアスとか色々あって良さそうです。琴似でお手頃価格のものがあればそれもいいですけどね~。(その琴似の物件がWebに載ってない。ぐぐると見つかる)

まあ実際に探しに行くのはまだ先なので、その時点でどこが空いているかは不明です。家賃が高い部屋は空いていても借りないです。今回は定期借家のURライトが中途退去しても問題ないのかってのを確認したかったのですが、そもそも空きが無ければ仕方がない。

 

今は部屋探しのシーズンだから内見に来る人とか多そうですね。福岡の私がいたURの建物は郵便受けを見るとポツポツ空いていたのですが、やはり地域差はあるのでしょう。

URに関しては北海道はネット予約ができないので遠方から探す分には不便です。行ってみて低家賃物件が空いてなければ普通に不動産屋に行ったり、アパ○ンプ○ザその他でマンスリー物件を借りるかな。(なぜ伏せ字?) 5月なので残り物って感じにはなると思うけど暇な時期だろうからゆっくり相手してくれるでしょう。
 

時期的に部屋探しで忙しいであろう時期に、ひやかしのような電話にお時間をとっていただきありがとうございました。

以上。

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