一人旅長崎観光記二日目(その1)原爆資料館、平和公園、浦上天主堂

一人旅長崎観光記二日目(その1)原爆資料館、平和公園、浦上天主堂

一日目(その2)からの続きです。長くて誰も読まんかなと思いつつ。
 

ちょっと長崎の路面電車についてメモです。

路面電車は「築町」で乗換、長崎駅より北の「赤迫」方面(二系統ありますが、こちらは主だった観光スポットとしては平和公園や原爆資料館くらい)とその他方面「石橋」「正覚寺下」「蛍茶屋」行きを意識しておけば分かりやすいと思います。

乗り場も行き先で並び位置の表示がありますし、グラバー園方面とか平和公園方面とか書いてあるので迷わずに行けます。大人一乗車120円で、一日乗車券は500円で車内では購入出来ませんが観光案内所やホテルなどで売っています。
 

さて、今日は宿のある「大波止」から、今までうろちょろしていたエリアと反対方面の赤迫行きで「浜口町」で降り、長崎原爆資料館へ向かいます。平和公園に行くならお隣の「松山町」で降りた方が近いようです。

原爆資料館

資料館は入場料200円でした。かなり凄惨な写真や辛い体験記の展示、ファットマンと呼ばれる爆弾模型や爆風で溶けた諸々の物など置いてありますので興味のある方はぜひ。

小学生くらいの子供が大勢いまして、もうわんさわんさしてゆっくり見ていられない感じでしたけど、こういうのはおっさんが見るよりも子供が見学した方がいいのかもしれませんね。

周囲の様子を見ていると、入ってきた方と反対側が公園らしいので、そちらの側の入り口から出て原爆落下中心地がある場所に向かいます。
 

平和の母子像
途中にある平和の母子像。

平和公園は原爆落下中心地と平和祈念像などがある広いエリアとに分かれています。見た方が早いので下のマップをご覧ください。右が北になってます。

<平和公園マップ>
平和公園マップ

下の写真は落下中心地の方で、中央に黒い御影石の標柱がある場所の上空約500メートルで炸裂したとのことです。死没者名簿が収められていて、観光客はガイドに説明を受け黙祷を捧げます。

落下中心地

落下中心地大きく

中心地から同心円が描かれるようになっていて、昨日見学した大浦天主堂の破損した一部が移設され、モニュメントとして立っています。

大浦天主堂を移設
 

平和公園に向かいます。少しベンチなどが置かれた場所がありましたが、広島の平和記念公園のような憩いの場所感はあまり無い気がしました。どーんと開けた感じになっているからかな。観光客が通らないような端っこの通路で犬の散歩をしている人はいましたけどね。

入り口からはエスカレーターで楽ちんに上れるようになっています。やはり喉が渇いて水が欲しく、あぶらのようなものが浮いた水をそのまま飲んだという手記が石版に彫られていますね。

水が欲しい石版

平和記念像

引いた画像で見にくいですけど、一番奥に大きな平和記念像が鎮座しています。まあ子供がこの前で同じポーズで写真を撮るというお約束をやっていましたが、挙げた手が反対で逆逆と言われていて微笑ましい光景だったので、一人でにやついていました。
 

浦上天主堂

平和公園を後にし浦上天主堂まで歩きます。また入り口から結構な坂。ここは入場無料だけど、内部はチェーンが張ってあり奥の方には入れないようになってます。そのくせ建物維持のために寄付をとか書いてある箱があるので、見栄を張って100円をチャリンと入れてきました。したら他の見学者も負けじと戻って入れていたようです。

この教会がある浦上という辺りはキリシタンの村だったようで徳川幕府の弾圧があったり、前の建物はやはり原爆で破壊焼失したとあります。これは被災前の天主堂をモデルに昭和34年落成、昭和55年に補修したもの。(写してきた案内板の写真を見ながら書いてますよ)

カップルが坂の上で写真を撮っていて、なるべく人が入らないように撮りたいので待つ待つ、数十秒待って撮りました。いいわね~カップル。俺にもそういう時代があったような気がする…。

まあカップルで旅行すると喧嘩しがちなんだけどさ。自分が興味の無い場所なら全然好きにしてもらっていいんだけど、興味があるとこっちも色々と見たり行ったり時間をとったりしたくなるので、どちらかが大人になって譲らないとね。

こっちは浦上天主堂カップルバージョンw
浦上天主堂カップルVer

次回に続きます。次が最後だよ。
 
*記事内で電停名を書いています。長崎市内電車路線案内図は以下URLが参考になります。
http://park10.wakwak.com/~cdc/nagasaki/nagasnet/

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