早期リタイアするのは優秀な人
- 2014.01.26
- 上から目線シリーズ
一般的に早期リタイアが可能ということは、ある程度の貯蓄ができたということであり、貯蓄をするにはそれなりの収入がなければいけない。どのような方法にしても、それなりの収入を自分で稼げたということは、世間的に見て優秀な人であるということになる。
世の中には、早期リタイアを考えられない人達も多い。様々な理由から収入が少なく、日々の暮らしで精一杯なので貯蓄ができる筈もない。
それなりの収入を得ている優秀な人達は、比較的生活レベルも高いと考えられる。リタイアしたいと考えている場合、このレベルを落とす事を許容できるかどうかが、リタイアするかしないかの分かれ目だ。(高い生活レベルのままリタイアできる程の高額所得者は勿論そうすればいいが、こういう人は得てして労働側でなく資本側(経営側)なので、リタイアする必要はないであろう)
レベルを落とせない人は今後も相当な額のお金が必要になり、老後毎月36万円はないと心配ですという記事にびびる。働くのを辞めるわけにはいかない。
一方レベルを落とせる人は、自分が生活するのにどのくらいのお金が必要が見極めている。それに加えて病気など突発的なリスクに備え余裕を持った金額を目標とし、資産がその目標に到達すればリタイア可能だ。
稼ぐ能力、分析する能力、計画性、そしてこれらを粛々と実行し、最終的には実現する行動力まで備えている。まさしくアーリーリタイアするのは優秀な人材なのだ。
しかし、考えてみて欲しい。このような優秀な人達が働かず、能力を発揮しないのは社会の損失なのではないだろうか。どう考えても無計画に日々を過ごす人達より、リタイアが可能な程の能力のある人達が自ら働く場を去るのは、国や地域など組織を主体として考えると勿体ない。
こういった優秀な人達には、リタイアした後、会社や仕事といった一面だけでなく、新しいこと、自分のやりたいこと、趣味などの多方面から、その優秀な能力を生かしていって欲しい。
そしてこういった優秀な人達が、労働する気力をなくし、一抜けしたくなるのが今の会社組織なのだ。早期退職を募ると優秀な人から辞めていってしまうという話はもはや周知の事実である。こういった状況をどうにかした方が良いのではないか。優秀な人が脱出したくならないような仕組みの社会、会社、その構築がこれからの世の中には必要だ。
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