何をもって老後は大丈夫というか
- 2015.06.09
- 思うこと
他人と話す時はそもそもお互いの考えている定義が違うので話が噛み合わないことがあります。製品の取扱説明書にしつこく色々と記述したり、学生時代に問題を解く時に前提条件などを確認する必要があるのは、そういう部分をクリアにしておくためです。
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それで、よく老後は大丈夫なの?という場合があります。
何をもって大丈夫とするのでしょうね。
高級な老人ホームに入居出来るかが大丈夫の基準なのでしょうか。
最低限ホームレスで野垂れ死なないことか、一緒に過ごす人がいることか、それとも老後の収入で毎月赤字にならないことが大丈夫の基準なのでしょうか。
単純に「老衰や病気で死ぬまで生きていけるのか」ということだとしても、綺麗な部屋を与えられ三食食べられることだと考える人もいるし、死なない程度のぎりぎりの栄養で暮らすことをイメージする人もいると思うんです。極端な場合ですが。
なので残念ながら自分と基準が異なる人が言うことはあまり参考にならないのですよ。
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例えば、年金の範囲内で生活可能で、病気になったらもう仕方ない、医者もいいや、自然に衰えていくわと思っている人は、老後は大丈夫かと言われれば大丈夫だと思います。
もちろん手厚くケアされたい基準の人から見れば全然大丈夫じゃないのかもしれません。
人によって基準が異なるので、あんたの老後は大丈夫かと聞かれても「年金さえ貰えれば大丈夫」とか「知らんがな」とか答えるしかない。「どうなれば大丈夫なの?」とかやり始めた方がいいんですかね。
年金が生活できないまでに減らされたり出ない場合はといわれたら、自分の場合、それは大丈夫じゃない。
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