純真な心が失われた頃

純真な心が失われた頃

自分は大学受験まで東京に行ったことがありませんでした。家族と旅行に行ったのも小さい頃で主に海水浴です。都会に行ったことはなく無垢に育ちました。

学生時代、東京に住んで初めて勧誘電話がかかってきました。といっても部屋に電話は引いてなく(もちろん携帯も存在しない頃ですよ)アパートに共有のピンク電話が置いてあり、そこで呼び出す方式です。(玄関が共通で共用廊下に電話がある感じの古いのを想像して下され)

電話の内容ですが、「○○区であなたが当選しました。お話があるのでルノアールでお待ちしております。」みたいなやつです。そういうのがあると知らなかったので、のこのこと喫茶ルノアールまで出かけていき、長々と英語教材の説明をされ、全然話が違うぞと思ったので帰ろうとしたらコーヒー代はしっかり請求されました。

その後、しばらくして駅でキャッチセールスに引っかかって何処かの部屋まで連れて行かれたことがあります。こりゃやばいと思って早々に逃げ出したのですが、声をかけて来るのってみんなそういうのなんだ、と悟った出来事でした。都会の洗礼を受けたのです。

上京して最初の数ヶ月の事ですが、田舎者丸出しだったのでしょう。大学の先輩に話すと、そうやって高額な物を買わせたり、入会させたりするのがあるんだよという話を聞き、改めて気を付けようと確認したのです。(ネットがない頃だから今と違ってそういう情報を得る手段がなかったのですよ)

その後、数年して中学時代の友人から久しぶりに会わないかと連絡がありました。待ち合わせて話もそこそこにビルの一室へ。嫌な予感がして帰ろうとすると、布団の販売でまさしくネズミ講の勧誘でした。○○よ、お前もか、と思いましたね。その時は少々擦れてきていたので話を聞く振りをして、酒だけ奢らせて速攻逃げましたよ。向こうの会員数人に囲まれてなかなかスリリングではありましたが…

金銭的な実害がなくてよかったです。この頃ですね、世の中にはそういう輩がいると知ったのは。

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