壊れたおねえさんは、好きですか?を読んでいます
- 2015.03.05
- 書籍
ちょっと前に、中村うさぎの「壊れたおねえさんは、好きですか?」というのがKindle版で99円になっていたからポチってあって、今読んでます。(今は99円じゃなくなってました)
いきなり、闇のフェロモンの話から始まりました。
整った男よりも、むしろチビ、デブ、ハゲ、オヤジ、ダメ男から出ている妙な色気にぐっとくることがあるらしい。本人達はコンプレックスなんだけど、そのマイナス部分が妙に色気を発していたり。
ハンサムのフェロモンは意外と希薄であっさりだけど、質の違う隠微な闇フェロモンがハンサムフェロモンとは違う部分を刺激し、はまったら引き返せなくなる感じ。
例えればくさやのひものみたいなもので、一度はまると病みつきなるということらしい。
そういう感覚分かりますね。この本は最初からなかなか興味深い。
人間は前頭葉でHをする動物なので、本能で選ぶならば健康的で優秀そうな相手を選択するはずなのに、そこに別の何かが一枚加わるんですよね。この本の例でいえば、チビデブハゲだったりということです。男だって完璧なスタイルでないどこか崩れた女の人に惹かれることってあるでしょう。(私はありますが)
エヴァンゲリオンの綾波レイは、包帯だらけの姿で描かれていたから、ちょっと不健全で欲望を刺激すると思うとか。何か欠損したり欠落しているものが発する禁断の色気、まさしく典型的な闇フェロモン。
闇フェロモンにも色が付いていて、青フェロモンは病弱系、黒フェロモンは魔性系、紫フェロモンは淫乱系とオーラが違っているそうなのです。まあ、中村うさぎ本人は面食いだと書いてありましたが。
いや、まだ半分しか読んでないんですが、どんどんダークな話になってきてます。冒頭だけでも一ネタになるので書いちゃいました。
俺のブログを読むより全然面白いし為になりますね~。プロだから文章も上手いし。(内容が好みに合うかは知らんけど)
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