採用基準

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大分前、働いていた時に買っておいた本を徐々に消化していて、今日やっとこれを読んだ。

マッキンゼーだゴールドマン・サックスだと偉そうで自分には全く縁もゆかりもない世界だが、そこでの経験や考え方が書かれていて大変興味深い。最近はこういうの興味ないから読まずにブックオフかなと思っていたけど、読んでみたら意外と良い本だった。細かい内容は姉妹サイトで。

こういう本は、これからバリバリと仕事を頑張っていく若い人が読めば良いのではないかな。もしくは役職に就いているおじさんおばさんにも読んで欲しい。

本書ではリーダーシップの重要性が語られているが、まさしくその通りだと思う。リーダーシップと言ってもカリスマ的な話ではなく、誰にでも起こりえる日常的なリーダーシップについてかなりページが割かれている。もしかしたら混迷した日本を救うのはこれかもしれないと思えます。

こういう場所で働く事は日本式の意味のない会議で時間を潰すような働き方と違い、能力のある人にとってはとても素晴らしくファンタスティックな体験なのだと思う。実際は厳しくて大変でしょうけどね。

(蛇足だけど私の働いていた会社の会議の多くは、上層部の顔色を伺いながら彼らの考えていることを想像して言い当てるという会議ですからね。彼らの中で既に結論は決まっているのに、まるで我々が自分達で結論を導いたように持っていきたいのだろうけど、それならいっそのこと最初からバシッと命令された方がマシよ。またこれを読んだ事で、いやいや働く労働者の視点から一歩上に立つと、もしかしたらあの時の社長のあれはこういう思想があったのだなと理解できる事もある。)

Neko24

日本の会社の問題はリーダーシップを持たない人が管理職となり、管理職になるとリーダーの役割も負わなければならないという事だ。リーダーの資質を持たない上司を持つととても部下が不幸になるというのが多くの日本企業に共通することの様な気がする。

筆者の個人的な見解が多々含まれているとは思うけど、面白い話の連続だと思う。こういうことを書くのは無粋だけど、ちきりんの正体と言われている人ですよね。何でばれたかというと「Chikirin」というのがこの本の著者の伊賀泰代さんによって商標出願されていたという事です。ばれたのか実は意図的にばらしたのか分かりませんし、もうかなり前にネットでは話題になった話ですが。

マッキンゼーとか、こういう名前からして偉そうなw所で働いていた人は、やはり考え方が一般人と違っていて面白いと思うが、そういうものは訓練で身につけたもののようです。働いていればこの本に書いてあるような事は薄々分かってくるけれど、若くて希望に燃えている頃にこういう考え方と出会えたらなと思う。ま、私のレベルでは全く関係のない世界のお話ですけどねw。

早期リタイア希望の人は、自分の事は自分でコントロールし決定したいという、ある意味リーダーシップの身についた人達なのではないかなと感じた。

対して怪しげなコンサルタント業界の内幕という点でこの本も面白そうです。

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