何事も達成するまでが楽しいけれど、リタイア後は…
- 2015.11.13
- 思うこと
私はそもそもPCいじりが好きです。パソコンが欲しい時はスペックとか検討し、予算との兼ね合いでどれにしようか悩んでいる時が楽しいです。
実際に手に入れて使い始めてしまうとわくわく感はそれであらかた終了です。PCなんて性能の差はあっても使い勝手は大差ないですから。
車を買う時だって何にしようか考えている時は楽しいでしょ。家だって設計している時が楽しいのよ。間取りはどうとか、壁紙はどうするとか。でも出来上がってしばらくすると、今度はローン重さにゴーン?です。
なのでもしかしたら夢とかもそれに向かっている時が一番楽しくて、叶った時は嬉しいけど、その後は、あれ?叶ったはずなのに実際こうなってみるとそうでもなかった…とか思うのかも。なので普通の人から見れば結構すごい人でも、更なる楽しみのためにまだまだ上を目指すんじゃないでしょうか。
早期リタイアも、コツコツと資金が増えていくとか、段々と目的に近づいていく状態が楽しいのかもしれません。では達成してしまったら、その後には特に何も無いのでしょうか。
そんなことはないです。早期リタイアは達成してからが本当に楽しい時間です。楽しいというか、幸せな穏やかな時間です。それは伝えたい。
何かを目標として生きるとか、夢を追って走るとかそういう楽しさとは違うのでしょう。むしろそういう生き方から降りるということなので、人としてはいいことなのか分かりません。一般には死ぬまで頑張るのが偉いのだから、なかなか良しとされませんし。
でも突っ走って疲れた時の休憩で一休みしたらまた動き出す人もいるかもしれないし、このまま老人のように隠居生活に入る人もいるかもしれませんが、まあどっちでもいいですね。
思うに、時間がたっぷりあることを楽しめるかは資金力の有無にはほとんど関係ないです。貧乏リタイアでも早期リタイアを目指す何年かの間に、(この部分は人それぞれですが本を借りて読むとか散歩して木々を眺めるとか)そういうちょっとしたことを楽しめるマインドが育っていると思うので。
早期リタイアまでの期間というのは、実際に資金を貯めるよりも、リタイア後の心構えを自分の中で創っていくのに必要な期間なのかもしれません。
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