給料が振り込まれたよ
- 2013.10.25
- 退職
働いてないとは言っても、今月はまだ会社に籍があり有給を消化している所なので給料が振り込まれました。来月に最後の振り込みがあると思いますが(端数の数日分だからちょびっとね)、貯蓄を取り崩して行く身としては、お金が入ってくるのが如何にありがたいことなのか、そのうち身にしみて実感するのでしょう。
最後の給与と雇用保険を数ヶ月分いただいたら、その後は全くの無収入になり、貯蓄を少しずつ切り崩していきます。いつ死ぬか分かっていれば逆算し平均してお金を使えるんだけど(それも嫌だけど)、実際は分からないので節約するしかないんですよね。お金を使いたければ「働け」ということです。
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平日の昼間に書店に行くと、キャリアポルノ(自己啓発的なやつ)的な本を集めた棚の前で自分よりも大分若い男性が長いこと立ち読みしています。この人も会社を辞めてしまい、自分に何が出来るのか考えたり、起業してみたいとかぼんやり思ったりして、本を漁っているのかなと想像してしまいます。
自分でやりたいことが分かっている人は幸せです。打ち込めるものがあるので他人の目を気にするとか見栄を張った生活を送る必要もない。仕事は本当に食べる分だけと割り切って稼げばよいし、もしやりたいことが仕事に関係していれば収入として返ってくるのでとても良いですよね。
自分も含め大部分の人は、やるべき事が見つからないまま、それでも最大限の選択肢を残すためになるべく良い大学に行き、なるべく良さそうな会社に入る。そしてなるべく良さそうな人と結婚する。そんな感じですよね。
こういう一般的に普通とされていた事から外れて、自分は何がしたいのか、50歳も近くなり元気でいられる時間が残り少なくなってきた今、毎月の安定した給料を捨てても、じっくり何かを考える、そういう時間を得られたことは貴重な体験なのでしょう。(まだ少しでも蓄えがあるからそんな暢気なことを言ってられるのでしょうけど。)
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