ドラマのみかた
- 2015.05.12
- テレビ
めずらしく日本の連続ドラマを見て、他の人はストーリーについてどんな風に考えてるのかなとネットで検索してみると、出演者の誰それの演技が下手だとか、そういうことばかり書いてあります。
好きな俳優が出演すると見るというのはあると思いますが、私はずっと向こうの海外ドラマにハマっていて、見始めは知らない俳優ばかりだし、字幕だったから演技とか関係なくストーリーを追うようになっていました。
だって何となくの雰囲気は分かるかもしれませんが、英語の言い回しが上手いとか下手だとかは分からんもん。
自分がドラマを面白いと思うかは主にストーリーであって、出演者によってドラマの筋が変わるわけではないので面白さは主に脚本によるのだと考えていました。
ただ、でも主演が変われば雰囲気も変わるだろうし、人を惹きつける魅力的な人が演じた場合はそうでない場合と違うだろうし、何か今までわりと固定的な見方をしていたんだなと感じます。
文字だけの小説なら出演者は読み手のイメージの中にあるだけです。しかし実際に映像になった作品というものは原作の小説とは全く別物で、例え原作に忠実に仕上げたとしても演者や世界観を映像化する人達によって全く異なったものが創り上げられるわけですよね。
そうなるとドラマというのはやはりストーリーを追うだけのものではなくて、出演者の表情や背景となる映像の美しさや、それらを含めて楽しむものなのですよね。
いやむしろ最初に書いた演技が下手というのは、ストーリーを楽しむのに邪魔になるということか。内容がすーっと入ってこず演技の方が鼻についてしまうということを言っているのかもしれないなと考えたり。
ドラマなんて自分の好きなように楽しめばいいので、女性なんて服の着こなしを参考にするために見るという人もいたし、親しんだ街が舞台なので見るとか、誰それちゃんが出るから見逃さないというのももちろんありです。
人によって楽しみ方は様々なのに、自分は結構狭い範囲でしか楽しんでいなかったのかなとふと思ったのでした。
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