川の概念が変わった日
- 2015.01.04
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松本市内、特に東部から市街地にかけては川幅が狭く流れも比較的急です。
市内を流れる女鳥羽川や薄川、田川という川がありますが、街中は2、30メートル、ちょっと広い箇所でも50~100メートルくらいの幅かなと思います。女鳥羽川は松本城の外堀として機能していました(そのために流れを曲げたらしい)。
市西部郊外の大きな川としては奈良井川、梓川がありますが、こちらは200メートルくらいの幅はあるかなあ。合流する箇所ではもっと広くなっているかもしれません。
これらの川は合流し犀川となり、いずれは信濃川へと続いていきます。
中学生の時に先生が、「アムール河を見てきたがとても幅が広く、遠くに微かに見える対岸だと思っていた場所が実は中州だった」という話をしてくれたことがあります。自分は川といえば数十メートルの幅のものしか思い浮かばなかったし、今でも憶えているということは衝撃を受けた話だったのだと思います。
これは市内中心部の女鳥羽川ですがこんな感じです。上流の信大付近はもっと広いです。奥に見える右側の山が美ヶ原。画像はhttp://www.i-turn.jp/より拝借してます
もちろん海は見たことがありますが、大きな河口はまだ見たことがなかったんですね。どちらかといえば、谷底を流れる姫川とか有名な所では木曽川とか(上流の方ね)、そういうのが私の川のイメージです。テレビでアマゾンやナイル川など見たことはあったのでしょうけどね。
学生時代に東京で暮らすようになって、多摩川の広さを見て驚きました。河川敷に球場があったりゴルフ場があったりします。更には舗装された道が川の中にあるし。(こちらでも川沿いの道路が橋を潜るアンダーパスってのはありますけども)
松本でも今はゲートボール場くらいあるかもしれないけれど(バーベキュー場はありますね)、昔は今のように整備されてなかったからなあ。荒川とか東京でも東の方はあまり縁が無かったのですが、それでも川幅が広くて水は動いているのが分からないくらいゆっくり流れるイメージです。
狭い世界で生きているので、基本的には細くて急なのが私にとっての川です。概念が変わったというか、こういうのも川なのだと新しい概念が追加されていったということでしょうね。
(*幅は私の適当な感覚なので間違っているかも。まあ大体で聞いといて)
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