時間をワープ
- 2015.05.13
- どうでもいい話
そういえば働いていた頃は、月-金を時間的にワープしてすぐに土曜日になってくれて構わないと思っていました。
たとえ人生の時間が七分の二に短縮されたとしても、仕事をしている状態を味わいたくなかったということですよね。
若い頃、月曜から金曜までの自分は自分じゃない、自分を殺してとりあえず会社に行って席に座るんだ。そうすれば給料が入ってきて生活できると思うようにしていました。
別に虐げられてたわけじゃなく、それなりに役も付けられ給料も結構もらえて自分の意見だってある程度は通る立場でした。でもそんなことは関係なかった。
みんな雑談してそんなに何が楽しいのか。もちろん自分だって雑談はするんだけど、本当はそんな暇があれば早く仕事を終わらせて家に帰りたいんだ。
昔からどれだけ会社が嫌いだったんだか…
浪人した時だって、働くのを一年遅らせられるくらいに考えていましたよ。一年分の収入が減って残念なんて夢にも思ったことはありません。
正直いって、早く定年になればいい、60歳までワープして大手を振って働かなくてもいいようになりたいとずっと思っていました。その間の人生は消えていいとさえ思いました。
何でそんなに会社が嫌なんでしょうね。自分でも呆れますよ。
いや、そこを我慢して仕事するのが大人でしょといわれればそうなのですが、会社で楽しそうな人達も多いし、定年過ぎても働きたいという人も結構いるらしいし、やっぱり自分は何かが異常で病んでいるのかと考えてしまいます。こと仕事に関しては。
若い頃は早期リタイアってのは考えなかったですけどね。絶対に定年までは働かなければいけないんだと思い込んでいました。お金が貯まれば仕事をしなくてもいいって単純なことがなぜ思い浮かばなかったのか…
まあ頭が固かったんですね。いたって普通の思考をするタイプだし。突然切れたんですよ。切れる中年です。そして資金不足のまま時間を飛び越え自発的に定年に達したわけです。
そう、俺は時間をワープできる男だったのだ。(ウ、苦しい結末…。ワープって空間を飛び越えることだから時間には使わないんですかね)
いっそ、あの世までワープしろよとかそういうコメントは送らないで下さい。凹みやすいガラスのハートの俺なのだから。
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